KomaKomaApple Watch でつける撮影記録
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一本のフィルムが、装填から地図に出るまで

Koma がすることの大半は数秒で終わります。それをやる価値が出るのは数週間あとです。実際に体験する順番のまま、一本ぶんを追いかけます。

  1. 1 日目

    フィルムを装填する

    Portra 400 を、光が落ちてきたので 1600 で。ボディとレンズを選べば設定は終わりです。裏蓋を閉じる前に、もう手首に届いています。

    なぜこうなっているか増減感はコマではなくロールごとに決めます。一本まとめて同じ現像に入るので、あとで決め直すものが無いからです。
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  2. 1〜5 日目

    12 コマ、12 回のひと押し

    シャッターを切る、手首を上げる、クラウンを 2 ノッチ、下ろす。多くのコマはそれすら要りません。値は前のコマから引き継ぐので、ひと押しでファインダーに戻れます。

    なぜこうなっているか絞り列とシャッター列は、汎用の一覧ではなく手持ちのレンズとボディそのものです。10 段前後だからこそ、クラウン 2〜3 ノッチで目的の値に届きます。
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  3. 6 日目

    現像に出す

    撮り終えた印を付けて、持って行きます。1 日目に決めた増減感を伝えてください。ロールにそのまま書いてあります。

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  4. 6〜18 日目

    何も起きない。それでいい

    二週間、Koma は何もしません。通知も催促もありません。記録はただそこにあって、スキャン画像が存在するのを待っています。

    なぜこうなっているかこの空白があるから、試用はインストール時ではなく書き戻しの画面を初めて開いたときから数えます。インストール起算では、フィルムが戻る前に終わってしまいます。
  5. 19 日目

    スキャンが戻ってくる — 順序は逆

    取り込むと順序が違います。現像所がフィルムの尾から読んでいて、先頭にはベロの 1 枚が余分に入っています。

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  6. 19 日目

    1 タップで順序が直る

    全体を逆順にして、ベロを押して除外する。記録とスキャンを結ぶ線が、まっすぐになります。

    なぜこうなっているかKoma は順序を推測できますが、自分では確定しません。対応を間違えたまま書き込むと、数十枚に誤ったデータが入り、しかも誰も気づけないからです。
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  7. 19 日目

    確認してから、書き込む

    何をどこに書くのかを先に見せます。元のファイルはそのまま。新しいファイルを隣に書き出します。

    なぜこうなっているか画像データは 1 バイトずつそのまま複製します。差し替えるのはメタデータだけなので、二度目の劣化は起きません。
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  8. それから

    フィルムが、撮った場所に並ぶ

    スキャン画像は撮影日の位置に落ち、立っていた場所に現れ、「開放で撮ったもの」で絞り込めるようになります。

    なぜこうなっているかどれも新しいことではありません。デジタルには最初からあったもので、フィルムにだけ無かった、というだけです。

3 秒と、三週間後

取引はそれだけです。撮っている最中の手首の一瞬と引き換えに、ほかの写真と同じようにふるまうスキャン画像が手に入ります。

App Store では「Koma フィルム撮影記録」で見つかります